当ブログへお越しいただきありがとうございます。
今回は1年生が経験する主な学校行事について紹介します。
高等工科学校は2学期制(前後期制)をとっているので、前期と後期に分けて紹介します。
※各学年と共通する行事も含まれますが、そこは1年生目線で紹介します
※あくまで僕が1年生(8年ほど前)の実体験と現在の学校案内を基にしているため、実際の内容と相違がある可能性がありますのでご了承ください
他の学年の主要行事については、下記記事をご覧下さい!
前期
前期は4月~10月までです。
ここでは、入校式、新入生歓迎行事、授業参観&体育祭、創立記念行事(開校祭)について触れます。
入校式
高等工科学校に入校してから最初に経験するビッグイベントです。
親御さん等のご家族も参加が可能で、4月1日の着校の約1週間後に行われるのですが、たった1週間でもかなり成長したご子息の姿を見ることができると思います。
それだけ濃密な1週間が着校後に待ち受けています(笑)
入校式は高等工科学校の正門前にある講堂で執り行われ、学校職員はもちろんのこと、横須賀出身の衆議院議員である、小泉進次郎氏が来賓として来られることもあります。
講堂はとても広く、中はコンサートホールのような構造になっているため、後方の保護者席からでもご子息の雄姿を見たりカメラに収めたりすることができます!
ちなみに僕が入校したときはまだ講堂が建設されていなかったため、現在は取り壊されて存在しない旧体育館で参加しました…。
新入生歓迎行事
入校式が行われた週くらいに行われるのが、2、3年生が新1年生に向けて行う新入生歓迎行事です。
主な内容としては、正直緊張とかもあってよく覚えてないのかもしれませんが、確か部活動紹介なんかがメインで行われていたと思います。
(スイマセン、これくらいしか記憶にありません…。)
各部活が趣向を凝らした紹介をしてくると思うので、楽しむことができると思います。
もしつまらなかったとしても寝てはいけませんよ~
課業中ですから( ー`дー´)キリッ
授業参観&体育祭
G.W.前最後の平日に授業参観、その翌日に体育祭(体育大会)が行われます。
この2つの行事は全学年共通しており、1年生にとっては初めての授業参観と体育祭となります。
授業参観に関しては、実際のところ高校の授業が始まって日も浅いので、高度なことはしていないと思います。
授業参観に保護者の方が来ている生徒は、申請をすればその日の夜に一緒に外出することができ、久々の家族との夕飯タイムを味わえると思います^^b
(ただし、普通外出のみのため、外泊は不可)
体育祭については、普通の高校同様にリレーや借り物競争等の普通の競技のほか、各学年種目があり、1年生は203高地という尻尾取りゲームが学年種目として行われました。
203高地は、日露戦争の際に激戦地となった場所で、それが由来らしいです。
(現在は学年種目ではなかったと思います)
そして、体育祭終了後は保護者が来ている生徒はそのまま保護者同伴でG.W.休暇へ入ることができます!
僕は当時実家が大阪にありましたが、早く帰りたいがために無理を言って車できてもらいました(笑)
(保護者の方へは事前に案内が郵送され、自家用車の乗り入れも可能となっています)
創立記念行事(開校祭)
前期の一番最後は、創立記念行事が行われます。
これは全学年共通です。
この行事は高等工科学校へ一般の方が唯一招待などが無くても入ることができる行事となり、当然ですが保護者の方も入場可能です。
で、創立記念行事で何が行われるかというと、目玉は生徒によるパレードですね!(笑)
その他、文化クラブによる出し物や、陸上自衛隊の各種装備展示などもあり、自衛隊が好きな方には堪らないと思います(`・ω・´)ゞ
1年生はというと、初めて保護者や一般の方の前でパレードをするので、人によってはかなり緊張するかもしれません。
また、入校式の時より保護者と自由に校内を散策できるので、得意げに高等工科学校について紹介されるかもしれませんね^^
後期
後期は、10月~3月までです。
なぜか一番行事が集中してしまいました…(笑)
自衛隊記念日観閲式
観閲式は、陸海空自衛隊の持ち回りで行われており、高等工科学校も参加します。
3年ごとに回ってくるため、在学中に一度しか経験できない貴重な行事です。
1年生は小銃が貸与されていないので、学校でのパレード同様に通称「パレードバッグ」を身に着けてのパレードとなるため、少し恥ずかしいかもしれません。
参加人数に制限があるため、必ず全員が参加できる行事でないので、何としても参加したいという人は、普段のパレード錬成からしっかりやっておいた方がいいかもしれません。
というのは建前で、実際には部活の大会などが重なって参加できない生徒もいたり、参加したくない生徒も中に入るので、よほど出来が悪くない限りは参加できると思います。
ボランティア活動
これは1年生にしかない行事となります。
内容は、高等工科学校が高校の単位を取得するために提携している、県立横浜修悠館高校へ行き、その学校周辺でごみ拾いするというものです。
ボランティアでごみ拾いと聞くと気が進まなそうに感じると思いますが、生徒からすれば学校外に出れるだけで幸せです(笑)
ヘリコプター登場訓練
1年生が一番楽しみにしている行事というか、訓練かもしれません。
内容は、CH-47という輸送用の大型ヘリコプターが高等工科学校まで来て、少人数に分かれて10分程度のフライトを楽しむものです。
航空科職種のや空挺出身の区隊職員がいると、かなり詳細にヘリの解説をしてくると思います(笑)
乗るだけでいいとはいえ、軍用ヘリなので乗り心地や搭乗中の騒音はかなりのものです。
なお、航空科や空挺などへ行かない限り自衛隊のヘリに乗る機会はほぼ無いので、この搭乗が人生で最初で最後になる可能性もあるので、本当に貴重な体験です。
(実際僕もこの時の搭乗が最初で最後でしたね)
市ヶ谷研修
これも1年生のみの行事となります。
東京都新宿区にある市ヶ谷駐屯地はご存じの通り防衛省が置かれております。そこへ研修し、自衛隊という組織について学ぶというのがこの研修の目的となります。
高等工科学校の前身である、少年工科学校OBの偉い幹部の方の講話を聴いたり、あの三島由紀夫が切腹した三島事件の舞台である、旧東部方面総監部の建物内の見学は、今でもよく覚えています。
1学年が一度に行くと溢れてしまうため、学年を3個のグループに分け、1日ごと計3日で行われます。
8の字走大会
これは1年生のみの行事ですが、2,3年生にも種目を変えて同様の学年ごとの体育大会的な行事があります。
1年生が行う8の字走は、スイマセン、よくわかりません!
僕が2年生の時に新たに1年生で行うことになったもので、遠目から見た感じだと区隊対抗のリレーのような感じでした。
ちなみに、僕の時は球技大会でした。
行進訓練
最後に行進訓練です。
行進訓練自体は2、3年生もあったりしますが、学校全体として行うものはありません。
(人数的に不可能ですね)
1年生の場合は、小銃と背嚢(自衛隊のリュック)が無いため、雑のうと呼ばれる小さいリュックに水や食料を入れて行進します。
距離は25kmほどですが、横須賀市がある三浦半島は山が多く起伏が激しいので、足腰への疲労は以外と多いです。
ですが、小銃も無いので、ピクニック感覚で僕は歩いていたと記憶しています(笑)
単純に歩くだけですが、天候がよほど悪くならない限り雨天決行なので、そうなるときつく感じるかもしれません…。
おわりに
最後までお読みくださりありがとうございます。
今回も文字ばかりで申し訳ないですが、高等工科学校の1年生が経験する主な行事について紹介しました。
冒頭でも書きましたが、僕が1年生だったのは8年程も前の話なので、現在の高等工科学校の1年生が経験する行事と相違があるかもしれませんので、その点だけご了承ください。
コメント