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今回は高等工科学校には、暴力やいじめが存在するのかについて、僕の体験を基に紹介していきます。
陸上自衛隊の高校と聞くと、ありそうですが、実際どうなのか…。
いじめと暴力の2つについて、同期間、先輩から、学校職員からの3つの側面からそれぞれ見ていきましょう
※僕の体験を基に書いていくので、現在の高等工科学校にいじめや暴力が存在する、存在しないということを伝えるわけではないので、その点ご留意の上読み進めてください。
いじめについて
最初はいじめの存在について解説していきます。
同期間
同期間でのいじめについては、残念ですが存在しました。
まず、僕が目にした、耳にしたいじめは大きく分け、次の3種類になります。
- 外見等の特徴を起因とするいじめ
- 性格や行動をバカにするいじめ
普通の学校で問題になっているいじめについても、このようなケースはあるかと思います。
具体的には、特徴的な外見を持つ人に対してそれを大声で強調したり、バカにしたりする人として最低な物や、私物を隠したり物を投げつけたりしてその行動を見て面白がる低レベルなものなどでした。
このようないじめが横行しているというわけではないですが、少数ながら存在はしていました。
ですが、必ず本人の話を聞いてくれる同期や区隊職員がいたので、大きな問題にはなってはいなかったです。
先輩から
先輩からいじめを受けたという話は在学中聞いたことがありません。
理由を僕なりに考えてみましたが、基本的に自衛隊は上級者が下級者の手本となり、教え導いて人を育てる組織であることが一員なのではないかと思います。
そもそも、身体的に優位な上級生が、力の弱い下級生をいじめるのは単なる弱い者いじめであり、人としてはもちろんのこと、自衛隊の先輩として恥ずべき行為であるということが、大きいかと思います。
学校職員から
ここで言う学校職員は区隊職員の自衛官を指していますが、区隊職員からのいじめはありません。
いいえ、区隊職員からのいじめまがいなことはあるにはあります。
と言うのは、一度でも規律違反などをするとその生徒に対して長期にわたり冷たい態度を取ったり、何かにつけて指導をしてきたりする人はいますといった感じのことです。
ですが大半はいじめというよりパワハラだと思います(笑)
暴力について
最後に、暴力についてみていきましょう!
同期間
同期間での暴力は、いじめと同時に行われていることが多かったと思います。
いじめを行う手段として暴力が用いられたという感じです。
また、集団生活という特性上、気が合わない人間とも四六時中一緒に居なければならず、それが溜まりに溜まって喧嘩となり、暴力へ発展するということもありました。
もし、同期同士で喧嘩や暴力があった場合は、本人たちの為にも公になる前に止めてあげてください。
それに、将来武器を持って国を守るという職に就くのですから、問題の解決方法に暴力を選択するのはナンセンスです。
先輩から
先輩からの暴力は、指導という名目のもと行われていたようです。
ですが、大抵の場合、規律上問題のある行動をしたり、先輩に対する接し方に問題があったりと、一方的な理不尽な暴力は在学中は聞いたことはありませんでした。
前身の少年工科学校時代には、そこにいたからなど、理不尽な暴力が横行していたそうですが、現在は昨今の社会的風潮や、保護者からの圧もあるとのことで、学校としてかなり気を使っているようです。
また、昨今は規律違反などのペナルティとして腕立て伏せをさせることも「暴力」として扱われ、禁止されており、僕の同期ではそれが原因で停学処分&減俸処分を受けた人がいました。
(同期が後輩へ指導したという状況です)
区隊職員から
区隊職員からの暴力は、これも指導という名目であります。
僕が在学中の時も、学校として指導の手段として暴力をする行為は禁止されていましたが、実際は裏で暴力は行われていました。
暴力を受けている生徒が、何度も規律違反をして改善の様子が見られない場合や反抗的態度をとっている、本人が悪い場合がほとんどというか、すべてだと思います。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は高等工科学校のいじめと暴力について紹介しましたが、難しい話題ですね(笑)
基本的に高等工科学校としては、指導の手段として暴力行為を行うことは禁止されており、行われていることが公になれば職員、生徒問わず処分の対象となります。
実際は大事になる前に内部でもみ消されたりしますが、最近は保護者からの圧力や、SNSでの情報拡散がしやすいということもあり、それらが抑止力と働いているようです(笑)
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