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今回は、高等工科学校へ入校後に持込み可能、持込みできない電子機器について解説していきます。
※僕が在学中の状況を基に解説していきますので、現在の状況と異なる場合があるかもしれませんので、その点だけよろしくお願いします!
2022/05/15:更新
タブレット端末を持込がグレーな電子機器として変更しました
持込める電子機器
高等工科学校で持込める電子機器については、勉強に必要な物を除き、原則として区隊職員の許可がないと購入・所持が認められません。ここでは、申請した場合に持込める物の代表例をいくつか挙げていきます。
スマホ(携帯電話)
スマホは今のご時世生活必需品となっていますが、高等工科学校はその持ち込みはできます!
但し、持込が許されるのは2年生以上で、1年生は同期との信頼関係構築を優先させるため持込が禁止されています。
もし1年生で持込んでバレた場合、没収のうえ、最悪は2年生からの持込み許可へも影響が出る場合があります…。
最短で持込めるのは2年生のG.W.休暇明けからで、休暇前に申請書を提出します。
一点だけ注意点として、成人向けコンテンツなどを制限するフィルタリングサービスへの加入が必須となります。持込後に区隊職員から点検を受けるので、保護者の方へ伝えて、未加入であれば加入手続きを行ってください!
携帯音楽プレイヤー
区隊職員へ申請をして許可されれば持込と使用が認められます。
メーカーやOSなどの制限はなく、おそらく最も申請が通りやすい娯楽機器であると思います(笑)
特に、1年生でも規律違反などが無ければ申請は通りますし、閉鎖的で娯楽の少ない学校で溜まったストレス解消として音楽の存在は地味に大きいと思います。
AndroidOS機器何かだと動画やゲームも多少はできるので、一石二鳥な感じもありますしね(笑)
もちろん、消灯後など使用が禁止さえている時間に使用しているのがバレると没収されたりペナルティが課せられるので注意しましょう。
携帯ゲーム機
ゲーム機も意外と持込み可能です!
これも基本は申請して持込むのですが、音楽プレイヤーより申請難易度は高めだと思います。理由は定かではないですが、娯楽要素が高いということと、成績や普段の行いがあまりよくない生徒に限って欲しがるからだと僕は思っています(笑)
なお、これら電子機器の持込は申請が必要と最初に書きましたが、区隊長の方針などで申請なしで自由に持込んでいいよという場合も稀にあります。
ゲーム好きな区隊長だと、土日に一緒に狩りに行ったり…。
ノートPC
ノートPCも実は持込OKなんです。
持込が許可される場合としては、プログラミング等の学習利用などでしょう。
まあ、学習利用が目的で持込んでいる同期は居なかったと記憶していますが(笑)
利用する上での注意点としては、ファイル共有ソフトを利用しないことが挙げられます。これは、高等工科学校に限らず、自衛隊全体に言えることで、規則で明記されています。
定期的にPCのチェックも行われることになっているので、PC内部のデータについては、よく考えて使ったほうがいいかもしれません。
ちなみに、デスクトップPCについては持込み不可だったと思います。
仮にOKだとしても、邪魔ですし置く場所がありません。
カメラ
文化クラブの写真部に所属している生徒であれば、1年生でも持込が許可されます。
ある意味最短で持込み可能な電子機器かもしれません。
駐屯地内での使用に関しては、弾薬庫や武器庫など撮影してはいけない場所を除いて使用が可能なので、持っていれば区隊での行事の際などにも活躍する機会があるかもしれません。
野営訓練などの際には、区隊職員に預ければ訓練の様子を撮ってくれたりもしました…。
持込めない電子機器
次に、持込めない電子機器について代表的なものを挙げていきます。
テレビゲーム機
当然といえば当然ですが、プレステ等の据え置き型ゲーム機は禁止されています。
置き場所がないことや、生徒の本分を考えれば妥当といえば妥当ですね。
小さめのディスプレイとセットで隠して持込み、夜な夜なやっている同期もいましたが、PS3のWi-Fi飛んでてバレてました(笑)
以外と当直陸曹なんかはWi-Fiの状況を見ていたりしてますよ…。
電熱機器
これは火災予防の観点から持込が禁止されています。
これは自衛隊の規則や駐屯地の規則などでも書かれており、居室(寝泊りしている居住スペース)での火気の使用は禁止されています。
なので、当然同期のみんなと部屋で鍋パーティなんて絶対にしてはいけません(笑)
(ガスコンロ持込んでやったことありますけどねw)
持込がグレーな電子機器
タブレット
タブレット端末は持込が自衛隊の規則で禁止されています。
高等工科学校ではどうかは不明ですが、一般部隊ではパソコンとして申請すれば持込が可能になります。
また、スマホは持込み可能と先ほど書きましたが、以下の要件を満たすようなものはスマホではなくタブレット扱いになるので、持込ができません。
- 画面サイズが7インチ以上
- パソコン向けOSが搭載されている
- フルサイズのキーボードが搭載されている
- ワード、エクセルなどの編集が容易にできる
これは確か陸幕から出されている通達なので、一般部隊でもあまりにも酷い場合は処分の対象となる場合があるので注意しましょう。
おわりに
最後までお読みくださりありがとうございます。。
今回は高等工科学校へ入校後に持込み可能な電子機器と持込めない電子機器について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
持込が許可制だと心配になるかもしれませんが、普通に生活していれば許可は大体下ります。
ただ、許可されたのに気が緩み、消灯後などに使ってバレる生徒は後を絶たないので、時間外に使うならバレないようにうまく工夫してください(笑)
規則違反をすることを服務事故というのですが、服務事故が発生すると区隊の同期に迷惑をかけ、嫌われます。
コメント
#68です。自分の期から一人一台タブレットが貸与されました。また、ノートパソコンの持ち込みは禁止。持ち込めるのは3教からです。また、音楽プレーヤーはSDカードを入れれる機械及び動画再生(スマホのように使える)ができるのはNGです。電子辞書も封印シールを貼付します。1教のスマホの件も陸幕から問い合わせがあったそうです。今後どうなるか自分らは知っていますが変更点も多々あると思うので公表しません。
>> 68さん
コメント頂きありがとうございます。
時代の流れに沿って学校の対応も変化していっているのですね。
情報を提供していただきありがとうございます。
一教隊のスマホ解禁は一教の冬休暇明けに変更になりました。